257: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:31:39.90 ID:IGCv6YWI0
歩夢「そうだ、侑ちゃん!」
侑「?」
258: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:32:44.07 ID:IGCv6YWI0
侑「リナちゃんこそ、ゆっくり休めた?」
リナ『スタンバイモードで十分な休息は取ったから平気』 || ╹ ◡ ╹ ||
259: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:35:39.39 ID:IGCv6YWI0
先ほどから、田んぼの脇の道を歩いているけど、田んぼの中にはあちこちにドロバンコがいるのがわかる。
リナ『ドロバンコ うさぎうまポケモン 高さ:1.0m 重さ:110.0kg
260: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:37:06.57 ID:IGCv6YWI0
よかった……。さっきまで歩夢の様子が少しおかしかったけど……いつもの元気が戻ってきた気がする。
それを見て私は一人、胸を撫で下ろす。
261: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:38:33.71 ID:IGCv6YWI0
案内の最中、私の視線に気付いたのか、目の前の女性は小首を傾げる。
侑「お姉さんだけ、周りの人に比べてお若いなって……」
262: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:39:35.86 ID:IGCv6YWI0
歩夢「は、はい……一応」
歯切れ悪く返事をすると、控えめにポケットから取り出したポケモン図鑑をエマさんに見せる。
263: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:41:08.56 ID:IGCv6YWI0
🎹 🎹 🎹
264: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:42:26.79 ID:IGCv6YWI0
侑「歩夢も、サスケに飲ませてあげたら?」
私の隣でさっきからもくもくと乳搾りをしている歩夢にも訊ねると──
265: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:43:42.07 ID:IGCv6YWI0
エマさんは少しうーんと考えたあと、
エマ「ねえ、侑ちゃん」
266: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:44:39.92 ID:IGCv6YWI0
侑「あ、歩夢……?」
歩夢「侑ちゃん……離れないでね……」
267: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:45:50.33 ID:IGCv6YWI0
エマさんに連れてこられたのは、森の奥の方にある少し開けた場所だった。
そして、そこには周囲の木々がまるで意識的に避けているかのように──中央に苔むした大きな岩が鎮座していた。
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