結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
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816: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/22(土) 18:42:03.20 ID:7SptLiMdo


フレンダ(ゲッ、仕事の連絡じゃん。もうっ、今朝学園都市へ戻ってきたばっかだってのに、ゆっくり休む時間ももらえない訳?)


以下略 AAS



817: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/22(土) 18:42:55.74 ID:7SptLiMdo


 第七学区の中のとあるビルの中の一フロア。
 ここは暗部組織『スクール』が利用している隠れ家件医療施設だ。
 このビルの近くには病院があり、連絡すればスクールの息がかかった医療従事者が駆けつけて、治療するという仕組みとなっている。
以下略 AAS



818: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/22(土) 18:44:10.30 ID:7SptLiMdo


垣根「……上条当麻って覚えてるか?」

海美「上条……」
以下略 AAS



819: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/22(土) 18:44:51.43 ID:7SptLiMdo


海美「何かしら?」

垣根「お前、少年院のとき電話してきて最後なんか言いかけてただろ? アレなんて言ったんだ?」
以下略 AAS



820: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/22(土) 18:45:38.19 ID:7SptLiMdo


 頬に柔らかい感触を感じた垣根が飛び上がるように立ち上がる。
 海美から離れるように垣根はたじろぐ。
 
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821: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/22(土) 18:46:13.20 ID:7SptLiMdo


結標「……自由の身、か」


以下略 AAS



822: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/22(土) 18:47:17.84 ID:7SptLiMdo


結標「ねえ」

一方通行「あン?」
以下略 AAS



823: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/22(土) 18:48:07.57 ID:7SptLiMdo


一方通行「オマエに言われて気付いた。約束だとか、自己満足だとか、罪滅ぼしだとか、そンなモンただの建前だった。オマエを助けたかった理由はもっとシンプルだったンだ」


以下略 AAS



824: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/22(土) 18:48:50.65 ID:7SptLiMdo


結標「一つだけ言わせて」


以下略 AAS



825: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/22(土) 18:49:34.86 ID:7SptLiMdo


一方通行「…………」


以下略 AAS



826: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2022/01/22(土) 18:50:12.93 ID:7SptLiMdo


 超能力者(レベル5)第五位の少女、食蜂操祈は一方通行たちが入院している病院の屋上にいた。
 欄干に肘を乗せ、落下防止用の高柵越しに、対角線上の位置にある一室、結標淡希がいる病室の中を眺めている。
 視力2.0あっても部屋の中を詳細に見ることは難しい距離だったが、彼女にとっては関係ないことだった。
以下略 AAS



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