664: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/25(土) 23:49:58.79 ID:jaU2C2/Fo
舌打ちをしながら一方通行は続ける。
665: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/25(土) 23:54:36.63 ID:jaU2C2/Fo
番外個体「はーい、わかってまーす」
666: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/25(土) 23:57:59.11 ID:jaU2C2/Fo
侮蔑が混じった言葉を聞いた一二歳くらいの少女黒夜は声を低くさせた。
そんな彼女を気に留めることなく海原が答える。
667: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/25(土) 23:59:50.41 ID:jaU2C2/Fo
アイテムにいる第四位の麦野沈利。スクールにいる第二位の垣根帝督。
他の組織にもレベル5ではないにしろ、それと同等の戦力を持っていることだろう。
そんな状況で第一位である自分が戦力外扱いにされていることが、一方通行は気に入らなかった。
668: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/26(日) 00:03:20.75 ID:Ud1c3PHRo
第三学区にある暗部組織『アイテム』の隠れ家。
屋内レジャーだけ集めたいわゆる上層階級と呼ばれる人だけが利用できる、高層ビルの一角にある施設。
その中にあるVIP用の個室サロン。個室といいながら3LDKを超える広さを持つ空間。
669: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/26(日) 00:06:06.18 ID:Ud1c3PHRo
麦野「座標移動と接触したときヤツは、私のことを『追い回しているヤツらのうち一人』って感じに言ってきたわ。つまり、ヤツを追っている組織が他にもいるってこと」
麦野「私たちと同じ指令を受けているということは同ランクの暗部組織。つまり、他の四つのどれか、または全部」
670: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/26(日) 00:08:51.48 ID:Ud1c3PHRo
というわけで一旦解散! という麦野の一声でアイテムはそれぞれ別行動を始めた。
絹旗はお腹が空いたということでルームサービスで適当な料理を頼む。
浜面は滝壺をゆっくり寝かせるために部屋へ連れて行く。
671: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/26(日) 00:10:22.13 ID:Ud1c3PHRo
暗部組織『スクール』のアジト。そこには構成員の四人が揃っていた。
四人と言っても一人は非正規の雇われのスナイパーなのだが。
砂皿緻密。本来は外で活動している男だが、現在は暗部間の抗争で失った前任の少女の代わりの補充要員として『スクール』に雇われている。
672: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/26(日) 00:11:42.45 ID:Ud1c3PHRo
垣根「まあいい。つーことで座標移動は心理定規と誉望、お前ら二人でやれ」
誉望「ええっ、マジっスか? 相手は超能力者(レベル5)っスよ? キツくないスか?」
673: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/26(日) 00:12:37.11 ID:Ud1c3PHRo
学園都市にあるどこかのビルの屋上。一人の少女がいた。
赤いセーラー服を着た小柄な体格。茶髪を二つ結びにして肩にかけている。
彼女はショチトル。学園都市の暗部組織『メンバー』の構成員の一人だ。
674: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/26(日) 00:16:02.84 ID:Ud1c3PHRo
黒子「――ただいま戻りましたの」
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