結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
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672: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/26(日) 00:11:42.45 ID:Ud1c3PHRo


垣根「まあいい。つーことで座標移動は心理定規と誉望、お前ら二人でやれ」

誉望「ええっ、マジっスか? 相手は超能力者(レベル5)っスよ? キツくないスか?」

垣根「お前最初自分のチカラはレベル5級なんだ、ってほざきながら俺にケンカ売っただろうが。それが証明できるまたとないチャンスじゃねえか」

誉望「言われてみればそうっスね」

海美「それに私が付いているのだから平気よ」


 海美が不敵な笑みを浮かべる。


垣根「あとは……砂皿、お前は外周で待機して外部からの侵入者を排除しろ。狙撃ポイントは任せる」

砂皿「了解した」


 一言だけ返して砂皿は道具の整備に戻った。無愛想な返事だったが垣根は特には気にしてはいない。
 彼は与えられた仕事は必ずこなす。今までのスクールの活動から見て、垣根もその点は信用していた。


誉望「ところで垣根さんは一体なにをするつもりなんスか?」


 誉望の質問を聞いて垣根は楽しそうに笑いながら、


垣根「決まってんだろ。座標移動を追いかけてくるだろうアイツをここでブッ殺す。そして俺が頂点に立つ」


 垣根が天井の証明に手をかざし、その光掴むように掌を握り締める。
 彼から発するプレッシャーが強まったのをスクールのメンバーたちは感じた。


垣根「――楽しもうとしようぜ? なぁ、一方通行(アクセラレータ)」


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