549: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:17:20.97 ID:WGxiRQYAo
初春「どうなんですか?」
黒子「……関係、ありませんの」
550: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:18:48.75 ID:WGxiRQYAo
黒子「…………はぁ」
551: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:21:51.84 ID:WGxiRQYAo
お昼時。とあるファミレスの一角にある六人掛けのボックス席に四人の少女たちが座っていた。
麦野沈利。フレンダ=セイヴェルン。絹旗最愛。滝壺理后。
学園都市の非公式の暗部組織『アイテム』の顔触れだ。
552: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:22:38.35 ID:WGxiRQYAo
絹旗「超捕獲するためにはまず座標移動を見つけなければいけないわけですが」
フレンダ「見つけるなら滝壺の能力追跡(AIMストーカー)を使えばすぐじゃない?」
553: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:24:14.71 ID:WGxiRQYAo
麦野「研究所を四つも襲撃してアンチスキルどもがまったく足取りをつかめていない状況。この時点で相当高位な能力、またはそれに準ずる技術を持ったヤツが犯人ってことにならないかしら?」
浜面「たしかにそうだな。現にニュースに書かれているのは謎の能力者っつー感じだし」
554: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:25:00.92 ID:WGxiRQYAo
せっかく来る場所がわかっていても、ターゲットが来たときに自分たちがいなければ意味がない。
一刻も早く動くべき状況だ。しかし、麦野は特に慌てた様子もなく、
555: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:26:29.19 ID:WGxiRQYAo
フレンダフレンダフレンダと自分の名前を連呼する同僚たち三人に向かって、フレンダは人差し指を口元に持っていき黙れのジェスチャーをする。
もちろん意図がわからない三人は揃って首を傾げた。
そんなことをしているうちに、店員に席を案内されていた少女二人は斜向かいの席に座った。
556: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:27:13.30 ID:WGxiRQYAo
一方通行「チッ、遅かったか……」
557: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:28:19.34 ID:WGxiRQYAo
上条「そう……だったのか」
558: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/04(土) 23:29:21.16 ID:WGxiRQYAo
上条「俺なんかが結標に会ったところで何が出来るかなんてわからない。けど、歯を食いしばってこのまま何もしないなんてこと俺には耐えられねえよ」
美琴「……はぁ、言うと思った。わかってたわ、アンタがそういうヤツってことは」
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