ドラ子・マルフォイ「私の妹になりなさい」ジニー・ウィーズリー「妹、ですか?」
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18:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 20:13:22.89 ID:ZxMTaX2QO
「ドラ様ドラ様!」
「なによ」
「宿題を教えてください!」

ジニーは執念深く、そして健気であった。
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 20:15:26.35 ID:ZxMTaX2QO
「さすがドラ様ですね!」
「まあ、それほどでもあるわ」

ドラ子はこの後輩という存在にどう接するか迷っていたが、褒められるのは悪い気はしない。マルフォイ家ということもあり、どちらかと言えば恐れられているドラ子に付き纏うような度胸のある後輩は他には居なかった。

以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 20:17:31.22 ID:ZxMTaX2QO
「やあ、ネビル」

さて、ハリー・ポッターはこの頃、湖のほとりで新たな友人作りに精を出していた。

「やあ、ハリー」
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 20:20:39.44 ID:ZxMTaX2QO
「僕の両親は死喰い人によって正気を失ってしまったんだ。君の両親と違って、生きてはいるけれど、それはそれで地獄だよ」

ハリーはようやくネビルが身体を鍛え続けている動機を知り、強い親近感を彼に抱いた。

「そうだったのか……」
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 20:22:58.03 ID:ZxMTaX2QO
「ハリー先輩、少々よろしいですか?」
「やあ、ジニー」

最近、ドラ子が元気ないのでジニーはその原因であろうハリーと少し話すことにした。
ハリーもロンからジニーのことをくれぐれもよろしくと頼まれていたので、こうして話をする機会を得てほっとしていた。
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 20:26:12.96 ID:ZxMTaX2QO
「ご主人さま?」

ある日の晩、夜中に目を覚ましたドラ子が談話室に灯りがついていたので覗いてみると、ハリーが暖炉の前のソファで寝息を立てていた。

起こさないようにこっそりと隣の椅子に腰掛けて、ハリーの寝顔を独占する。
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 20:28:50.41 ID:ZxMTaX2QO
「あの声はいったい何なんだろう」

ハリーは近頃、正体不明の声に悩まされていた。それは他の誰にも聞こえないらしい。
声は壁の中から聞こえて、気になって後を追うとその先で生徒が石になっていた。

以下略 AAS



25:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 20:31:17.43 ID:ZxMTaX2QO
魔法界においても自分にしか聞こない声というのは精神に異常を来たす前兆と思われているらしくハリーは誰にも相談出来ずにいた。

仕方なく独りで図書館に通い、声に関係する現象を調べていくとゴースト関連の書籍ばかり該当したのでそれを持ち帰り読んだ。

とはいえ、ゴーストならばこのホグワーツにも何体か住みついているので彼らから話を聞いたほうが早いとハリーは判断した。
以下略 AAS



26:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 20:33:21.55 ID:ZxMTaX2QO
「さあさあ、皆さん! 最近物騒ですからね。自分の身は自分で守れるようにしましょう」

ギルデロイ・ロックハート。
魔法界の有名人の彼は、闇の魔術に対する防衛術の教授として決闘クラブなるものを開いて生徒たちに防衛呪文を伝授した。

以下略 AAS



27:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 20:34:48.40 ID:ZxMTaX2QO
「ドラ子。ポッターの相手をしてやれ」
「はい、先生」

見かねたスネイプ教授がドラ子をハリーの決闘相手に指名した。彼女は優雅に礼をする。
ハリーは慌てて、無様な礼をしてしまった。
以下略 AAS



28:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 20:37:14.12 ID:ZxMTaX2QO
「先程は失礼しました」
「いや、見事な魔法だったよ、ドラ子」

談話室に戻ってもハリーは孤独だった。
スリザリン生は他の生徒ほどハリーのことを恐れてはいないが、代わりに畏れていた。
以下略 AAS



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