ドラ子・マルフォイ「私の妹になりなさい」ジニー・ウィーズリー「妹、ですか?」
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20:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 20:17:31.22 ID:ZxMTaX2QO
「やあ、ネビル」

さて、ハリー・ポッターはこの頃、湖のほとりで新たな友人作りに精を出していた。

「やあ、ハリー」

彼の名前はネビル・ロングボトム。
極めて地味なグリフィンドール生である。
そんな彼は何故有名人のハリーが毎日自分に声をかけてくるのかよくわからなかった。

「またトレーニングを見ても良いかい?」

ハリーは変わった人で、毎日ネビルの秘密のトレーニングに付き合ってくれた。
時には一緒に走って、汗を流すこともある。

「ネビル、聞いてもいいかい?」
「なんだい、ハリー」

その日も木の棒での素振りを終えてクタクタになったネビルに、そろそろ話してくれるだろうと考えたハリーは質問を投げかけた。

「君はどうして身体を鍛えているの?」

むしろどうしてこれまでそれを聞かないのかとネビルは思っていたのであっさり答えた。

「いざという時のためにだよ」

ハリーはもっと具体的にその理由を尋ねた。

「いじめっ子を返り討ちにするため?」
「まさか」

ネビルは笑ってきっぱり否定してから、少しだけ言いづらそうな口調で説明してくれた。


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