ハートの融点
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3: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2020/08/09(日) 23:23:32.08 ID:S7yVE8bX0

「うわ。何見てんの」

プロデューサーのおばかぶりに私が呆れていると、不意に背後から声を投げられた。

以下略 AAS



4: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2020/08/09(日) 23:24:11.46 ID:S7yVE8bX0

そうして、ああだこうだとばかみたいなやり取りを繰り広げつつ事務所の中を歩き、食堂へと私たちはやってくる。

「プロデューサーさん、帰ってきたんですね」
「そうなんです。だめだ、って言ったのについてきて」
以下略 AAS



5: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2020/08/09(日) 23:24:43.61 ID:S7yVE8bX0

「じゃあ、凛。何かリクエストある?」
「急に言われても、ぱっと出てこないよ」

私の返しに、彼はむーと唸り顎に手を当てる。
以下略 AAS



6: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2020/08/09(日) 23:25:42.31 ID:S7yVE8bX0



日付の変更と共に届いていたらしい友人たちからのおめでとうのメッセージへ、ありがとうの返信をしながら身支度を整えた私は自宅前の通りに出る。

以下略 AAS



7: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2020/08/09(日) 23:26:29.63 ID:S7yVE8bX0

「これ、二人分の荷物なんだよね」
「そうだな」
「一週間、旅するみたいな量だね」
「笑っちゃうよな」
以下略 AAS



8: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2020/08/09(日) 23:27:28.70 ID:S7yVE8bX0




一切の目的地を告げられないまま、彼の駆る車に揺られること一時間ほど。
以下略 AAS



9: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2020/08/09(日) 23:28:11.83 ID:S7yVE8bX0



宛もなく走って、疲れたら歩いて、風景に対してあれこれと感想を言い合いながら進んでいるうちに、やがていかにもな外観のハンバーガー屋さんに行き当たる。

以下略 AAS



10: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2020/08/09(日) 23:29:02.43 ID:S7yVE8bX0



「ふー。たべたたべた」
「お腹いっぱいになっちゃったね」
以下略 AAS



11: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2020/08/09(日) 23:29:28.06 ID:S7yVE8bX0



「これでわかったでしょ?」
「凛の可愛さが?」
以下略 AAS



12: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2020/08/09(日) 23:30:40.83 ID:S7yVE8bX0



簡単にシャワーで足を流したあとは、車に戻って汗を拭いてから着替えた。
午前のうちに着替えのストックを使ってしまうとは思っていなかったので、このペースでいけばどこかで適当な服を購入しなければならないかもしれない。
以下略 AAS



13: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2020/08/09(日) 23:31:26.80 ID:S7yVE8bX0

車へと戻り、二人同時に一箱ずつ開封する。
結果は互いに空振りで並んでいるものはどれもスタンダードな形のものだった。

「出ないじゃん」
以下略 AAS



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