武内P「私をドキドキさせたい?」小梅「……うん」
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5: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/12/08(日) 17:45:26.85 ID:obxw+A5Q0
予想外の話にビックリする。
芸能界に入ったばかりの私だけど、この前の宣材の撮影はすごく上手くいったことはわかっている。
撮影一番手の幸子ちゃんは、初めてのスタジオだっていうのに自信満々で自分から勝手に色んなポーズをしたりして、最初は困っていたカメラマンさんも次第に「いいよー、その調子その調子。すんごいカワイイよー」と幸子ちゃんに好きなようにやらせて、それがうまくはまった。
6: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/12/08(日) 17:46:14.31 ID:obxw+A5Q0
「こ、小梅ちゃん!?」
「……美嘉さん? どうしたの?」
7: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/12/08(日) 17:47:00.25 ID:obxw+A5Q0
「ううん、まったく」
「そ、そうなんだ。でもホラ! くっつくのは変なんじゃない?」
「変……?」
8: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/12/08(日) 17:48:08.73 ID:obxw+A5Q0
「――ってごめんね小梅ちゃん。急にまくしたてちゃって。それもアイツのこと気に入っている小梅ちゃんに、アイツの悪口言っちゃって」
「ううん、いいよ。それに悪口じゃなかったと思うし」
「……まあ、アタシだって別にアイツのことが嫌いってわけじゃないから」
9: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/12/08(日) 17:49:25.99 ID:obxw+A5Q0
「不器用だけど一生懸命で……頑張っているけどそれを必要以上に見せようとはしなくて……嘘なんかつかなくて、真面目で……自分が悪いわけじゃないのに言い訳しなくて……思ってないから。コイツはアタシがいないとダメだなんて、思ってないから」
「――美嘉さん?」
「ひゃっ!?」
10: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/12/08(日) 17:50:09.83 ID:obxw+A5Q0
――その日を境に、美嘉さんのプロデューサーさんへの態度がガラリと代わってしまった。
「ねえ、アンタ。ブログ用の写メチェックしてくんない★」
11: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/12/08(日) 17:51:02.67 ID:obxw+A5Q0
「これから長い付き合いになるんだから、もうちょっと仲良くしないといけないでしょ? でもコイツには鉄壁の守りがあるから、こっちからちょっと距離を詰めすぎるぐらいでちょうどいいのよ」
美嘉さんの言葉は一理ある。
でも――
12: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/12/08(日) 17:52:28.45 ID:obxw+A5Q0
※ ※ ※
「おっぱい……やっぱり、おっぱいが必要なんだ」
13: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/12/08(日) 17:53:22.69 ID:obxw+A5Q0
「こ……小梅さん。何をするんですか?」
気づけば幸子ちゃんの胸を揉んでいた。
柔らかくはない。その事実に一瞬安心したけど、すぐに気づけた。これはブラジャーの硬さだ。
14: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/12/08(日) 17:56:03.68 ID:obxw+A5Q0
――
――――
――――――――
15: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/12/08(日) 17:57:00.93 ID:obxw+A5Q0
「幸子ちゃん、なんでそこでプロデューサーさんが出てくるの?」
「……へ? そりゃあ決まっているじゃないですか小梅さん」
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