武内P「私をドキドキさせたい?」小梅「……うん」
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8: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/12/08(日) 17:48:08.73 ID:obxw+A5Q0
「――ってごめんね小梅ちゃん。急にまくしたてちゃって。それもアイツのこと気に入っている小梅ちゃんに、アイツの悪口言っちゃって」
「ううん、いいよ。それに悪口じゃなかったと思うし」
「……まあ、アタシだって別にアイツのことが嫌いってわけじゃないから」
「うん、よく見てるよね」
「え?」
「え?」
心底不思議そうな美嘉さんの顔に、私もきょとんとしてしまう。
「アタシが……アイツを良く見てる?」
「うん。だってプロデューサーさんを好きな私と同じぐらい……ひょっとしたらそれ以上にプロデューサーさんのこと、よく見てると思うよ」
「イヤ――――――――――違うから、違うから」
「美嘉さん?」
胸に手をあてながら、美嘉さんは小刻みに眼の焦点を揺らし、否定の言葉を繰り返す。
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