武内P「私をドキドキさせたい?」小梅「……うん」
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12: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/12/08(日) 17:52:28.45 ID:obxw+A5Q0
※ ※ ※



「おっぱい……やっぱり、おっぱいが必要なんだ」


おっぱいさえあれば、プロデューサーさんをドキドキさせることができる。
私におっぱいがあれば、美嘉さんからプロデューサーさんを取り戻すことができる。
そう、敵は美嘉さんだ。

控室の中で静かに一人で、敵との戦力差を考える。
私は65センチ、美嘉さんは80センチ。
70の壁すら突破できない私に対して、相手は80の大台だ。


「いや……待って待って」


単純に考えると15センチ差だけど、私の方が体が細いから15センチより差は小さい。
決して絶望的な差じゃ――


「……本当に15センチ差なのかな?」


疑問をより正確に言うなら――美嘉さんは本当に80センチなのかな? 
おっぱいを分類するなら、美嘉さんは多分巨乳という絶望的な位置にカテゴライズされる。
美嘉さんのアンダーが、バスト80センチで巨乳になれるだろうか?
つまり、美嘉さんは――


「おっぱいを――逆サバ、してる……だと?」


導き出してしまった答えで頭に鈍痛がはしり、体がグラリと傾いちゃう。
気づけば肩で息をしていたけど、それも当然だと思う。
だって――70すら超えられない私を80台の頂(いただき)から見下ろしながら、実はまだ本気じゃなかっただなんて……こんなの、フリーザが変身して強くなることを知ったクリリンじゃない!


「だ、大丈夫……私は……まだ12歳……これから、これから大きくなる――」

「あれ、どうしたんですか小梅さん? 顔色が悪いけど、どこか具合がおかしいんですか?」

「……幸子ちゃん」


冷や汗までかきながら必死に自分に言い聞かせていると、控室に入ってきた幸子ちゃんが心配してくれた。
幸子ちゃん――私より一歳年上で、私と同じ目線の高さで――目線を少し下げると、そこには確かな膨らみがある。
身長は同じなのに、そこには10センチ近いどうしようもない裏切りがあった。



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