武内P「私をドキドキさせたい?」小梅「……うん」
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15: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/12/08(日) 17:57:00.93 ID:obxw+A5Q0
「幸子ちゃん、なんでそこでプロデューサーさんが出てくるの?」

「……へ? そりゃあ決まっているじゃないですか小梅さん」


幸子ちゃんは私に怒った様子を見せることなく立ち上がると、カワイらしく胸を張って――このサイズはカワイくない――自信満々に言ってのけた。


「ボクがお嫁に行けなかったら、ボクに入れ込んでいるプロデューサーさんが可哀想じゃないですか! だから仕方なく、仕方な〜くプロデューサーさんのお嫁さんにボクがなってあげるんです! まあもったいないにもほどがあると思いますけど、プロデューサーさんはこのカワイイボクのために頑張ってくれていますしね! 幸運なぐらいがちょうどいいでしょう!」


身近な所に、伏兵がいた。
美嘉さんだけでも強敵なのに、侮ることなどできない新たな強敵がさらに一人。
これ以上敵を増やすわけにはいかないから――今ここで、決着をつけないと!


「私、だから」

「え……?」

「プロデューサーさんと……け、結婚するのは……私だから」


そう――結婚するのは私だ。
さっき美嘉さんに抱いた怒りに似た気持ちが何なのかわかった。
幸子ちゃんの、プロデューサーさんのお嫁になる発言を聞いた時と同じ気持ちだったから。

これは――嫉妬と、独占欲。

プロデューサーさんは――私のものだ!


「フフ―ン? 面白い冗談ですね」

「冗談じゃ……ないよ」

『……』


静かに私たちの間で火花が散る。
もう、衝突は避けられない。

第二ラウンドの……始まり!


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