【シュタゲ】相似感情のウィンドミル
1- 20
29: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:33:22.81 ID:fSt5IFCp0



「……あれ、紅莉栖が居ない」
 洗面所という狭いスペースでは風もなく、せっかくさっぱりしたのにまた汗をかいてしまう。
以下略 AAS



30: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:35:28.87 ID:fSt5IFCp0



 本当に大丈夫なのかと心配したが、あれ以降紅莉栖も特に声を出さず、ただ何かをやっている音がカーテン越しに聞こえるだけだった。

以下略 AAS



31: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:36:35.83 ID:fSt5IFCp0


「…………」
 意味がわからない。
 眼の前に居るのは果たして紅莉栖なのか?
以下略 AAS



32: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:38:59.28 ID:fSt5IFCp0



 驚きでうまく見れなかった紅莉栖を、今改めて見てみる。

以下略 AAS



33: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:40:08.18 ID:fSt5IFCp0




「ほ、本当にそう思う?」
以下略 AAS



34: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:41:44.45 ID:fSt5IFCp0



 なんとなく紅莉栖の視線が俺も座るように言っているように思えて、俺も続いて紅莉栖の隣に座った。
 そのついでに紅莉栖のおかげで手に入れた扇風機をこちら側に向ける。
以下略 AAS



35: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:42:58.09 ID:fSt5IFCp0


「ええ。もし鳳凰院凶真の言葉だったら、私は今絶対に着ていなかった」
「俺の言葉、か」
 難しい話だ。
以下略 AAS



36: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:44:05.55 ID:fSt5IFCp0



 扇風機の風がそっと紅莉栖の髪を揺らす。
「程度の差はあれ、誰にでもリーディング・シュタイナーは存在する。それと入り混じってるからなのかもな」
以下略 AAS



37: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:44:55.23 ID:fSt5IFCp0



「他の誰でもない、岡部の言葉でそれを聞けたから、じゃあ着てやるか、って思ったの。店だと恥ずかしくて駄目だったけど、岡部だけになら……って、意外と単純ね、私」
「複雑であるよりかはよほどいい。対人関係においてはな」
以下略 AAS



38: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:46:54.43 ID:fSt5IFCp0


「……で? あんたはもう満足したの?」
「どういうことだ?」
 立っている紅莉栖と座っている俺。見下ろされるように、堂々と紅莉栖は俺に訊く。
以下略 AAS



39: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:48:23.04 ID:fSt5IFCp0



 言葉通り、キッチンでやかんに水を入れて火にかけた紅莉栖だが、突如何やら考え出すような仕草を見せた。

以下略 AAS



44Res/52.66 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice