19: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:23:10.08 ID:fSt5IFCp0
続いて俺は着替えるまでの間、店内へと案内される。
俺がよく座る席は既に他の客が使用していたので、別の目立たない席へフェイリスが誘導してくれた。
20: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:23:54.01 ID:fSt5IFCp0
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21: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:24:50.65 ID:fSt5IFCp0
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22: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:25:16.64 ID:fSt5IFCp0
だが、違う。
確かフェイリスの話ではメイクイーン・ニャンニャンの制服だったはずだ。
23: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:26:13.30 ID:fSt5IFCp0
「――無理言って悪かったな。でもその格好も似合っている。格好いいぞ」
事実、普段のクールな雰囲気といいすらっとした背筋、そして真っ直ぐ相手を捉える瞳。
24: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:27:30.58 ID:fSt5IFCp0
「それで……だ。これじゃあ条件はクリアしていないことになると思うんだが」
紅莉栖の珍しい姿に向けていた意識を戻して、本来の話を思い出す。
25: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:28:26.85 ID:fSt5IFCp0
「こっちの経験は無いから、接客とかは難しいと思うんだけど。私は何をすればいい?」
26: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:29:49.30 ID:fSt5IFCp0
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27: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:31:02.37 ID:fSt5IFCp0
たかだかハンドタオルということだろう。
ここで断ってもみろ、DTだのなんだの言われるのが目に見えている。
28: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:32:15.57 ID:fSt5IFCp0
狭いスペースにしきつめられた洗面所に来ると、早速蛇口を捻って勢いよく水を出す。
暑い時には多い水で勢いよく洗うのが気持ちいいのだ。
29: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:33:22.81 ID:fSt5IFCp0
「……あれ、紅莉栖が居ない」
洗面所という狭いスペースでは風もなく、せっかくさっぱりしたのにまた汗をかいてしまう。
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