【シュタゲ】相似感情のウィンドミル
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21: ◆K3Kbcj/nTY[saga]
2018/08/31(金) 21:24:50.65 ID:fSt5IFCp0



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 紅莉栖がメイクイーンの制服に着替えると決まった時から、十五分も経っていなかったように思う。

 どうにも時間の経過を待てなくて携帯電話を意味なく操作していたときに、俺の前から紅莉栖の声が聞こえた。

「……岡部」
 紅莉栖が小さな声で言っていたように思う。

 慌てて振り上げた視線の先には、スーツによく似たパンツスタイルの紅莉栖が居たのだ。


 普段からショートパンツ姿が馴染みではあったが、今来ているのは執事か何かだろうか、随所に格好よくデザインが加えられたアニメチックなスーツだった。

 両手には白い手袋をはめており、メイドと執事、なるほど、そういう関係の服ということか。

 流石は紅莉栖というところで、持ち前のスタイルと気品の良さで服を綺麗に着こなしていた。







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