21: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 19:44:07.40 ID:YDitP8hM0
勇太「丹生谷。あの。俺、イケメンかな」
丹生谷「え!!!?ええ......ええ、言いにくいよう///」
勇太「いや。言えよ。ブサイクなんだろ」
丹生谷「う〜ん、部屋に誘われても、悪くない顔かな/// って。私何言ってるんだろう///」
22: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 19:46:29.42 ID:YDitP8hM0
丹生谷「なになに教えて!?」
勇太「丹生谷にドン引きされるから嫌だ......」
丹生谷「え〜!!教えてよ〜!」
勇太「うぅ......」
丹生谷「なに恥ずかしがり屋の少年のマネしてるのよ!」
23: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 19:48:25.21 ID:YDitP8hM0
丹生谷「」じー...... 胸サッ
勇太「」じー......
丹生谷「」胸サッ
勇太「え、と。あのさ話変わるけどさ、どうして女の人って金髪でバイクに乗っている人に惹かれるんだ?」
丹生谷「きしょ......」
24: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 19:50:46.85 ID:YDitP8hM0
丹生谷「ねえ」
勇太「......」
丹生谷「アレは?」
勇太「凸守を人間扱いしろ!!」
丹生谷「これはねえ、回答違ったら二重の意味で私を敵に回すことになるよ」
25: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 19:53:23.02 ID:YDitP8hM0
第3話「魔女との出会い」
イチャコラ話もそこまで遠くない距離だったのでもう駅近くの街についてしまった。
丹生谷「この辺お店多いわね」
勇太「ああ確かにな」
26: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 19:55:00.20 ID:YDitP8hM0
勇太「あ、あそこのラーメン屋ってどうだ?小規模で空いてるぞ!ほら安いし!」
丹生谷「は? やだ〜。化粧落ちるんだけど〜。
まさか知らないの?ああ知らないわよね!ごめんね!それに何あのきったない店!」
勇太「そ、そうだよな!!あんなの滅びるべきだよな!ごめんごめん。発声練習でつい」
丹生谷「にんにくの入った料理をデートに誘うとかほんとデリカシーないわよね。
27: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 19:57:43.27 ID:YDitP8hM0
手を握った俺たちはつなぎ手を揺らし歩幅を合わせて少しだけ歩いて目的の場に向かう。
このイタリアンレストラン。外観のイタリア国旗ですぐに分かる。俺たちは目の前に立った。
スパゲッティやピザを代表するイタリアの国旗が入口横の壁を起点に斜め立てされている。
店の全身の内、下を茶と黒のレンガを基調に、上を清潔の白を基調に、俗店から離れた存在であることを示している。
そして俺達を照らす入口ドアの近くに1つ埋められ、
28: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 19:58:58.45 ID:YDitP8hM0
「ご注文お決まりになりましたら呼んでください」水&おしぼり配り
勇太「はい!」
丹生谷「はい」
勇太「......」ごくごくごく
丹生谷「......」ごくごくごく
29: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 20:00:58.48 ID:YDitP8hM0
勇太「すいませーん! ナポリタン1つと、鶏がらスープとシーフードサラダを二つ。
鹿肉ミニステーキとビーフを1つ。チーズトマトピザとディアボラを一つずつ」
「分かりましたー」
勇太「あと俺に、いちごミニパフェください」
「お飲み物は何になさいますか?」
30: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 20:02:04.96 ID:YDitP8hM0
勇太「(あ、携帯。返信来た)」
丹生谷「はぁ......つまんないの」
勇太「」ピッ ピッ
丹生谷「ねえ、富樫君」
勇太「」ピッ ピッ
31: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 20:03:57.47 ID:YDitP8hM0
勇太「終わった?」
丹生谷「ちょっと......」
勇太「はよ終わらせてくれよ!」
丹生谷「あ、富樫君」
勇太「(嫌な予感)」
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