丹生谷「勇太をなんとしてでも独占したい!2」
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30: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 20:02:04.96 ID:YDitP8hM0
勇太「(あ、携帯。返信来た)」
丹生谷「はぁ......つまんないの」
勇太「」ピッ ピッ
丹生谷「ねえ、富樫君」
勇太「」ピッ ピッ
丹生谷「聞いてる?」
勇太「」ピッ ピッ
丹生谷「......」
勇太「」ピッ ピッ
丹生谷「『おれ! 今! ひまだよ。! クラスメイトといるんだけ!』」
勇太「やめろよ///!!!!!」
丹生谷「だって」
勇太「恥ずかしいわ///」
丹生谷「いや、私に話しかけてよ」
勇太「今、そんなネタない!」
丹生谷「はぁ!!!?女の子置き去りにして携帯いじられるのすっごい不快なの!!」
勇太「小休憩も必要!」
丹生谷「あんた小鳥遊さんにもやる気!?」
勇太「あいつは何も言わない」
丹生谷「誰とラインしてるのよ」
勇太「......///」
丹生谷「暇って何!?練習に付き合ってあげてるのよ分かる!!?」
勇太「あーはいはい」
丹生谷「はい。は一回!」

丹生谷「あ。そういえばね、巫部ちゃんにね、男がいるらしいわよ!!」
勇太「ええーーー!!!」
丹生谷「あのねあのね!入口の靴の階段の端っこで、男と会っているの目撃したんだって!」
勇太「あれだけ六花ちゃんラブとかいってたのにとうとう春が来たのか!」
丹生谷「そうそうそう!!!!!でね、噂によるとね、二人してラブホ行ったらしいのよ!!!」
勇太「いや、それはないだろ。そんなことしてたら捕まるわ!」
丹生谷「でも噂になってたわよ。相談していくうちに心に溜まっていったとか、あるわよ〜!」
勇太「丹生谷、人の噂はやめといたほうがいいって!!」
丹生谷「でも学校で流行っているわよ!」
勇太「(こいつスキャンダルな噂大好きで困るなぁ〜。自分が流されてみろよって)」
丹生谷「......」
勇太「......」
会話が尽きたのでちょっとでやってきた鶏がらスープを飲む。うん、味が濃厚でうまい!
丹生谷「この鶏がらスープうまいわね!」
勇太「この喉に味が残る感じがまた印象に強く残る。すっ、ていくのが気持ちいい」
「チーズトマトピザとディアボラのお客様〜」
勇太「はい!おおっ!!!良い匂い!」
丹生谷「うわっー!!!」
勇太「食べよう!」
「鹿肉ミニステーキとビーフと、ナポリタンのお客様〜」
丹生谷「はい!」
勇太「......。すごいなぁ!!!」
丹生谷「かわいいいい!!!!すごーーー!!ナポリタンかわいい!!!!」
勇太「よし!じゃ!食べよっか!」
丹生谷「待って!写真撮るの!」
勇太「ええっ!?写真!?」
丹生谷「ああ♡かわいい♡すごーい♡ほんとかわかわ♡」パシャパシャ
勇太「スパゲッティをかわいいだなんてどんな神経しているんだよ!?どこがかわいいんだよ!!」
丹生谷「えっ!?分からない!この麺のまるっこい形、トッピングと麺が髪型に見えてキュートじゃない!?かわいい!!!!!」
勇太「全然そう思えねえ。女性らしさすらない」
丹生谷「かわいいじゃん!何言ってるの!?うんうん......この角度!インスタばえ!」パシャ
勇太「なぁ......非常識なことだと分かっているけど、もしかしてお前......パスタに恋しているのか?」
丹生谷「はあ!?」
俺と丹生谷の意思疎通はまだ遠いようだ。



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