28: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 19:58:58.45 ID:YDitP8hM0
「ご注文お決まりになりましたら呼んでください」水&おしぼり配り
勇太「はい!」
丹生谷「はい」
勇太「......」ごくごくごく
丹生谷「......」ごくごくごく
勇太「はぁ......」
丹生谷「暑かったわね〜。太陽サンサンなときに外出るもんじゃないわ」
勇太「うん......。(ねむい......。べたべたしてるしおしぼりで手を冷やそうか)」
丹生谷「この!!!!くっ!!!!!あぁ!!!ムカつく!」
勇太「(おしぼりがビニールパックに包まれているが開けられないという)」
丹生谷「堅い!何でこれ堅いの!」
勇太「ふんっ!」パカッ
丹生谷「すごっ!」
勇太「ここをこうつまんで、一気に開けるんだぞ」
丹生谷「へぇ。開けてお願い」
勇太「なんだよー/// 俺には強いくせにこんなもんで弱いのかよー///」
丹生谷「ちがうもんっ/// 硬すぎるの///」
勇太「......ふんっ///」パカッ
丹生谷「......いじわる///」
勇太「はい」
丹生谷「......ありがと///」
勇太「......///」
丹生谷「......///」
勇太「(なにこの雰囲気......///)」
丹生谷「......50点。かな/// +50点」
勇太「なにそれ?」
丹生谷「こーかんどー///」
勇太「(えっ!あの犬畜生としか思われていないあの丹生谷に!褒められた......!)やったああああああ!!!はは!」
丹生谷「ちょ、ちょっと!やめなさい!!!!ああもう!!!マイナス100点!!!」
勇太「は?」
丹生谷「ははって部分がきもさを増していた。マイナス150点」
勇太「丹生谷に嫌われた......」
丹生谷「ここお洒落よねー!いったことないの!」
勇太「そうか 何頼む?(ごちそうの匂いでお腹空いた!)」
丹生谷「そうねー。うわっ、なにこのメニュー表!?かわいい!!!!」
勇太「(どこがかわいいんだ?) ああ旨そうだな!どれかに絞り切るのができん!」
丹生谷「パスタねえ......」
勇太「俺はこれにしようかな?」
丹生谷「へえ。エビとズッキーニとペペロンチーノ」
勇太「何でって言われても、そこまで食べたいわけじゃないけど。中身で///」
丹生谷「あーでも、ここの店ね、ちょっと違うのよ」
勇太「何が?」
丹生谷「パスタが補佐みたいな。大皿に一枚イタリアンパスタ配られて、
人数分料金に応じて分け合うスタイルだから、麺類一つしか頼めないのよ。私は良いけど、どうする?」
勇太「(俺に選ばせた!?大人な丹生谷のその素顔が見たい///) 丹生谷の食べたいものでいいよ。俺は」
丹生谷「いいのよ。食べなさい」
勇太「いいって。その......丹生谷の素顔が見てみたい......」
丹生谷「はぁ!? な、何よ!おごらないぞ♡」
勇太「点数稼ぎじゃなくて、ほら、気遣われるの嫌いだから」
丹生谷「そう。じゃーねー私ねーふふっ。ナポリタン!イタリアンレストランに来たんだからナポリタンでしょ!!」
勇太「うん!シンプルだな!それにしようか!」
丹生谷「それと、サラダやスープやビーフなどミニ肉類も頼むとピザ料金で、
パスタは別個だと500円台だけどピザ含むと1700円台よ。ピザは個人で選ぶ」
勇太「じゃあ2000円×2人で4000円台でいいか?」
丹生谷「そうね!せっかくここに来たんだから贅沢したいじゃない!分かってるわね!」
勇太「(なんか嬉しい///)」
丹生谷「スープねえ、鶏がらスープかな?サラダはシーフードサラダ」
勇太「俺も同じく。めんどうだし」
丹生谷「ねえねえ!鹿肉食べられるらしいわよ!食べたことある?」
勇太「売ってるんだ!ないなー」
丹生谷「私これにする!牛や豚なら食べたことあるんだけど、鹿はないのよ」
勇太「個人的さ、狩猟で死んだ死体を彷彿とさせるから無理だな」
丹生谷「とげ!!!!!!!ぶっころすぞ!」
勇太「ひゃーーー俺が肉にされる!!!!」
丹生谷「いやっははは!そういう意味じゃなくて!なんでそうなるの!」
勇太「あはははは///」
丹生谷「鹿肉食べたーい。安いし」
勇太「俺はビーフでいいかな」
丹生谷「ピザ。私は......チーズトマトピザかな」
勇太「お前メジャーなもの好きなんだな」
丹生谷「ふえっ/// たまたまよ!たまたま!なんか選ぼうと思ったら目に入ったの」
勇太「味を知りたがる俺と大違いかな」
丹生谷「あははは。でも彼女とデートするときはメジャーがいいわよ。
わけのわからないもの食べて別れるとかありがち。かといって吉野家だと振られるわよ」
勇太「俺はディアボラにする。ピリ辛だって」
丹生谷「地獄みたいに真っ赤じゃない!?大丈夫?」
勇太「いや、これトマトの赤だから。取っ手も黒く焦げてておいしそう!」
丹生谷「私もピリ辛食べてみたいな。まぁ胃袋たくさんはないわ」
勇太「じゃ、決まり?」
丹生谷「うん」
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