41:名無しNIPPER
2018/08/11(土) 23:54:20.59 ID:S8sM1lda0
私を、白菊ほたるを仕事で使うことはできないと。いくつものメール。
42:名無しNIPPER
2018/08/11(土) 23:55:32.73 ID:S8sM1lda0
「怒ってる訳じゃない」
43:名無しNIPPER
2018/08/11(土) 23:56:33.91 ID:S8sM1lda0
「不運なんて誰にでもある。仕事を取るのが俺の仕事だ。お前はレッスンに励んでいてくれ」
44:名無しNIPPER
2018/08/11(土) 23:57:41.65 ID:S8sM1lda0
もちろん、なんとはならなかった。
45:名無しNIPPER
2018/08/11(土) 23:59:48.83 ID:S8sM1lda0
「お医者さんにダンスレッスンは、しばらく禁止って言われちゃった」
46:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:00:53.83 ID:w6V3e5/y0
「ほたるちゃんに仕事がないなんて」
47:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:02:12.19 ID:w6V3e5/y0
「ち……違うの、私が勝手に見ただけで……プロデューサーさんはなにも悪くないの」
48:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:03:35.45 ID:w6V3e5/y0
その時の私は、藁にもすがりたい気持ちもあった。
49:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:04:41.66 ID:w6V3e5/y0
「仕事、ですか?」
50:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:09:51.26 ID:w6V3e5/y0
やっぱり。
きっと裕美ちゃんはあの約束を覚えていて、だから私に頼んだのだ。その気持ちは嬉しいけど、心の奥の不安はむしろ深まった。
51:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:11:22.40 ID:w6V3e5/y0
自分で促していたのに、答えなんかわかっていたのに、それでも私は言葉を失ってしまった。
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