38:名無しNIPPER
2018/08/11(土) 23:43:35.14 ID:S8sM1lda0
「そういえば、ほたるちゃんはどうなんですか?」
39:名無しNIPPER
2018/08/11(土) 23:46:25.65 ID:S8sM1lda0
言葉にしてから、ストローで一口。私の視線に気づいた千鶴ちゃんは、ハッと失態に気づいた。
40:名無しNIPPER
2018/08/11(土) 23:52:41.75 ID:S8sM1lda0
もしかしたら、と別の不安も胸の内にあった。
もしかしたらプロデューサーさんは、やっぱり私なんかのプロデュースをしたくなくて、だから手を抜いているんじゃないか。
41:名無しNIPPER
2018/08/11(土) 23:54:20.59 ID:S8sM1lda0
私を、白菊ほたるを仕事で使うことはできないと。いくつものメール。
42:名無しNIPPER
2018/08/11(土) 23:55:32.73 ID:S8sM1lda0
「怒ってる訳じゃない」
43:名無しNIPPER
2018/08/11(土) 23:56:33.91 ID:S8sM1lda0
「不運なんて誰にでもある。仕事を取るのが俺の仕事だ。お前はレッスンに励んでいてくれ」
44:名無しNIPPER
2018/08/11(土) 23:57:41.65 ID:S8sM1lda0
もちろん、なんとはならなかった。
45:名無しNIPPER
2018/08/11(土) 23:59:48.83 ID:S8sM1lda0
「お医者さんにダンスレッスンは、しばらく禁止って言われちゃった」
46:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:00:53.83 ID:w6V3e5/y0
「ほたるちゃんに仕事がないなんて」
47:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:02:12.19 ID:w6V3e5/y0
「ち……違うの、私が勝手に見ただけで……プロデューサーさんはなにも悪くないの」
48:名無しNIPPER
2018/08/12(日) 00:03:35.45 ID:w6V3e5/y0
その時の私は、藁にもすがりたい気持ちもあった。
116Res/145.93 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20