7:名無しNIPPER[sage]
2018/06/16(土) 21:09:47.15 ID:5SUXe4Aj0
大河「まさか、あんたまで……?」
竜児「……おう。そろそろ答え合わせの時間だ」
大河が抱える問題。
8:名無しNIPPER[sage]
2018/06/16(土) 21:11:26.27 ID:5SUXe4Aj0
大河「ごめんね、竜児」
ぽつりと、大河が謝罪を口にした。
何のことかわからず、竜児は首を傾げる。
すると大河は、たどたどしく説明した。
9:名無しNIPPER[sage]
2018/06/16(土) 21:13:26.13 ID:5SUXe4Aj0
大河「……は?」
竜児「本当に申し訳ないっ!!」
全てを打ち明け、土下座する竜児。
10:名無しNIPPER[sage]
2018/06/16(土) 21:15:23.89 ID:5SUXe4Aj0
大河「バケツ?」
竜児「おう。バケツ、だ」
それはどこにでもある、青色のバケツ。
11:名無しNIPPER[sage]
2018/06/16(土) 21:17:05.18 ID:5SUXe4Aj0
竜児「さあ、大河。トイレに行け」
胸元にしがみついて泣く大河を引き離す。
なるべく笑顔で送り出してやりたかった。
あまり、上手く笑えた自信はない。
12:名無しNIPPER[sage]
2018/06/16(土) 21:19:46.28 ID:5SUXe4Aj0
竜児「ほら、行けって」
問答は終わりだ。
約束の刻が差し迫っていた。
互いに限界状態の今ならば、同時に出せる筈。
13:名無しNIPPER[sage]
2018/06/16(土) 21:21:49.90 ID:5SUXe4Aj0
竜児「か、勝手にしろ……!」
暫く見つめ合って、竜児は目を逸らした。
改めて、惚れた弱味を実感してしまった。
そんな竜児に、大河は釘を刺す。
14:名無しNIPPER[sage]
2018/06/16(土) 21:24:54.06 ID:5SUXe4Aj0
大河「ちょっと竜児、押さないでよ!?」
竜児「お、おう! すまん!」
尻を突きつけ合って、押し合いへしあい。
15:名無しNIPPER[sage]
2018/06/16(土) 21:26:27.47 ID:5SUXe4Aj0
竜児「大河、ペットボトルを使え!」
大河「無理! 絶対こぼしちゃう!」
ペットボトルの使用は難しそうだ。
16:名無しNIPPER[sage]
2018/06/16(土) 21:28:40.35 ID:5SUXe4Aj0
竜児「よし、そろそろいくぞ!」
大河「待って、竜児!」
意気揚々と脱糞する間際。
17:名無しNIPPER[sage]
2018/06/16(土) 21:30:54.60 ID:5SUXe4Aj0
竜児「今度こそいくぞ、大河!」
大河「竜児……私、怖い」
竜児「大丈夫だ! 俺も一緒だから!」
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