大河「お腹が痛いんだけど」竜児「……俺もだ」
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9:名無しNIPPER[sage]
2018/06/16(土) 21:13:26.13 ID:5SUXe4Aj0
大河「……は?」

竜児「本当に申し訳ないっ!!」

全てを打ち明け、土下座する竜児。
呆然とした様子の大河を見てられなかった。
もしかしたら、あまりのショックで漏らしてしまったかもしれない。大河の足元をチェック。
良かった。まだ平気らしい。安堵したその時。

大河「あんた、今なんて言った?」

ゲシッ! と、竜児の頭を踏む大河。
鼻を床にぶつけて、竜児は悶える。
そんな彼の頭をゲシゲシと何度も踏みつける。

大河「ぎゅ、牛乳が腐ってたですって!?」

竜児「ぐっ……すまん」

大河「すまんじゃないわよ!? 道理であんたまでお腹が痛くなるわけね! 信じらんない!!」

責められ、暴力を振るわれ、竜児は謝る。
正直、そんな大河の振る舞いで、救われた。
罰を受けることが、竜児にとっての償いだ。
しかし、普段に比べると、酷く弱々しい。
それもその筈、大河の体調は現在最悪なのだ。

大河「はあ……とはいえ、過ぎたことか」

その場に蹲り、膝に顔を埋める大河。
どうやら、怒りは収まったらしい。
しかしながら、便意が収まった様子はない。

諦観が漂い始めたのを察して、竜児が動く。

竜児「大河、ちょっと待ってろ……!」

大河「えっ? りゅ、竜児、どこ行くの……?」

ふらつきながらも掃除用具入れへと向かう。
そこには竜児愛用の掃除グッズが多数あり。
その中から、バケツを拾い、居間に戻った。


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