大河「お腹が痛いんだけど」竜児「……俺もだ」
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17:名無しNIPPER[sage]
2018/06/16(土) 21:30:54.60 ID:5SUXe4Aj0
竜児「今度こそいくぞ、大河!」

大河「竜児……私、怖い」

竜児「大丈夫だ! 俺も一緒だから!」

大河の恐怖は、竜児にも痛いほどわかる。
これは普通ではない。アブノーマルな世界だ。
もちろん、お互いにそんな趣味はない。
竜児と大河はまともな性癖の持ち主である。
しかしそんな彼らにも、その真意がわかった。

互いのもっとも汚い場面を、見せつけ合う。

何故そんなことをする必要があるのか。
それは相手の全てを受け入れる為である。
どんなに汚くても、愛し合う決意を固める為。
それはある種の、誓いなのかも知れない。

汚いからこそ知れる、美しさ。

それで相手を嫌わない、決意。
何よりも固く、絆を結ぶ為の儀式。
その真理に辿り着くと、神聖なことに思えた。

故に竜児は、誓いを口にする。

竜児「大河! 俺は決してお前を嫌わない!!」

大河「っ……!」

竜児「どんなに汚いところも受け入れる!!」

大河「わ、私も、竜児の全部を受け入れる!」

互いに誓い合い、竜児はその言葉を口にする。

竜児「大河! 俺はお前を、愛してる!!」

大河「わ、私も、竜児を愛してるっ!!」

ぶりゅっ!

どちらが先だったかは、わからない。
しかし、愛の言葉と共に、それは出た。
ボタボタと、バケツに愛の結晶が、溜まる。

竜児「フハッ!」


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