14:名無しNIPPER[sage]
2018/06/16(土) 21:24:54.06 ID:5SUXe4Aj0
大河「ちょっと竜児、押さないでよ!?」
竜児「お、おう! すまん!」
尻を突きつけ合って、押し合いへしあい。
大河の尻は非常に柔らかかったが、そんなことに気を取られている場合ではない。
気を抜けば、全てが終わる。集中せねば。
竜児「ど、どうだ、そっちは!?」
大河「ん。いけそう! 竜児は!?」
竜児「おう! いつでも大丈夫だ!」
ようやく、ポジションが決まった。
冷静に考えると、奇妙な状況である。
すぐそこにトイレがあるのに、バケツを選択。
居間の真ん中でいったい何をしているのやら。
しかしながら、そんなことは瑣末な問題だ。
たまにはバケツにしたっていいじゃない。
むしろ、それが正解のようにも思えてきた。
うん、間違いない。これしかないと、納得。
竜児が自身に自己暗示をかけていると。
大河「た、大変! 竜児!!」
竜児「ど、どうしたんだ!?」
切羽詰まった大河の悲鳴。
まさか、フライングか!?
しかし、異臭はまだしない。
だとすると、いったい何があったのか。
大河「このままじゃ、一面水浸しになる!」
ああ、なるほど。
竜児は瞬時に悟った。
極限の緊張状態の中で研ぎ澄まされていた。
大河は恐らく、尿の心配をしているのだろう。
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