98:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 21:00:11.58 ID:nKI6vhSl0
「でも……私が、ですか?」
「そうだ、作曲者の方からのご指名でな。千早も名前はご存じだろう?」
99:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 21:00:51.93 ID:nKI6vhSl0
「プロデューサー、私にはとても……」
「ああ。プレッシャーがかかるのは分かる。だから、無理にとは言わない」
100:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 21:02:14.90 ID:nKI6vhSl0
嬉しかった。
けれど、怖かった。
101:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 21:04:21.31 ID:nKI6vhSl0
「千早ちゃん、どうして悩むの?」
「私はまた失敗するわ」
102:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 21:04:56.89 ID:nKI6vhSl0
「私、千早ちゃんに歌って欲しいなあ」
「どうして?」
103:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 21:06:31.46 ID:nKI6vhSl0
「ね、千早ちゃん」
104:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 21:06:58.27 ID:nKI6vhSl0
1マス進む。
105:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 21:09:28.73 ID:nKI6vhSl0
1マス進む。
106:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 21:11:34.48 ID:nKI6vhSl0
「もう、少しだね」
107:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 21:12:08.90 ID:nKI6vhSl0
1マス進む。
108:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 21:12:58.11 ID:nKI6vhSl0
プロデューサーはポケットからハンカチを取り出した。
それを差し出しながら、私の顔を指差す。
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