千早「賽は、投げられた」
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104:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 21:06:58.27 ID:nKI6vhSl0


1マス進む。


「やります、プロデューサー」


私の言葉を聞くと、プロデューサーはデスクから勢いよく立ち上がった。


「ほ、本当か!?」

「はい」

「大丈夫か?」

「覚悟は決めてきました」


プロデューサーはじっと私の目を見た後、安堵の表情を浮かべた。


「そうか、その調子なら大丈夫そうだな。嬉しいよ」

「嬉しい?」

「はは、俺は千早のファンだからな。名曲が生まれるんだ。そりゃ嬉しいさ」


名曲になるかどうかは、これからの私にかかっている。

気を引き締めなければならない。




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