107:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 21:12:08.90 ID:nKI6vhSl0
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「お疲れ様でした」
「千早……」
レコーディングを終えた時、プロデューサーは僅かに涙ぐんでいた。
「プロデューサー、どうしました?」
「いや……なんだろう」
涙を拭うプロデューサーの手は、小刻みに震えていた。
「千早の歌が泣いてたからな。伝染ったみたいだ」
「伝染っただなんて。泣いてるの、プロデューサーだけじゃないですか」
「お前、気付いてないのか?」
「え?」
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