千早「賽は、投げられた」
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259:名無しNIPPER[saga]
2018/04/06(金) 11:33:48.85 ID:m2Fax+Wi0

「大丈夫よ」

「痛そうです……これ、貼っておいてくださいね」

以下略 AAS



260:名無しNIPPER[saga]
2018/04/06(金) 11:34:40.40 ID:m2Fax+Wi0

その後も何かと私の暮らしぶりを心配してくる二人に、ふつふつと疑問が湧いてきた。


「……一つ、聞いていいかしら」
以下略 AAS



261:名無しNIPPER[saga]
2018/04/06(金) 11:35:30.35 ID:m2Fax+Wi0

私には分からなかった。


私は春香が大切だ。
以下略 AAS



262:名無しNIPPER[saga]
2018/04/06(金) 11:36:13.60 ID:m2Fax+Wi0

午後。

病院に行く前に、久しぶりに事務所へと寄る。

以下略 AAS



263:名無しNIPPER[saga]
2018/04/06(金) 11:38:02.25 ID:m2Fax+Wi0

「美希、そんなところに突っ立ってないで早く……って、千早?」

「こんにちは」

以下略 AAS



264:名無しNIPPER[saga]
2018/04/06(金) 11:40:21.99 ID:m2Fax+Wi0

言われて見てみると、星井さんの手元に何か包みがある。

バッグに入れた手は、それを取り出そうか迷っていたようだ。

以下略 AAS



265:名無しNIPPER[saga]
2018/04/06(金) 11:41:15.03 ID:m2Fax+Wi0

如月さん。

そう言われた時、どこかがとても痛んだ。

以下略 AAS



266:名無しNIPPER[saga]
2018/04/06(金) 11:42:45.11 ID:m2Fax+Wi0

秋月さんに紙袋を託して別れを告げ、病院へ向かう。

事務所から少し歩いてから、私を追いかける足音に気付いた。

以下略 AAS



267:名無しNIPPER[saga]
2018/04/06(金) 11:43:50.71 ID:m2Fax+Wi0

「ねぇ、千早お姉ちゃん。心配することって悪いことかな? 真美達、迷惑じゃない?」


心配することそれ自体は、別に悪いことではないだろう。
以下略 AAS



268:名無しNIPPER[saga]
2018/04/06(金) 11:44:41.82 ID:m2Fax+Wi0

再び思考の渦に呑み込まれそうになっていた時、双海さんが私の手を取った。


「ねね、千早お姉ちゃんって今仕事してないから、ニート状態っしょ?」
以下略 AAS



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