196:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 15:39:45.98 ID:cF8UknzM0
「てりゃーっ!」
「サボりは許さんぜよ!」
197:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 15:40:31.70 ID:cF8UknzM0
「千早お姉ちゃん、辛い?」
「辛いって……何が?」
198:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 15:41:10.87 ID:cF8UknzM0
私にはそもそも、行く場所なんてどこにもない。
二人の心配は杞憂でしかない。
199:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 15:45:24.56 ID:cF8UknzM0
双海さん達が出ていく時、廊下で誰かに声をかけていた。
すぐに入れ違いで入ってきたのは、菊地さんと萩原さん。
200:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 22:01:46.57 ID:cF8UknzM0
「雪歩のお茶、美味しい?」
「ええ。流石萩原さんね」
201:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 22:03:20.46 ID:cF8UknzM0
その答えに、やっぱり、といった表情で。
「……そっか。良かったよ」
202:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 22:03:48.26 ID:cF8UknzM0
それからしばらく一人の時間が続いた。
その沈黙を破ったのは、営業途中だった三浦さんと秋月さん。
203:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 22:04:27.42 ID:cF8UknzM0
「とーっても美味しいのよ」
「あ、食べるの辛かったら無理しないで。冷蔵庫に入れておくから」
204:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 22:05:12.21 ID:cF8UknzM0
「何か?」
「あ、ううん! 一つ貰うわね」
205:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 22:05:39.18 ID:cF8UknzM0
二人も帰って、外が暗くなり始めた頃。
営業終わりのプロデューサーと星井さんが、病室を訪れた。
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