199:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 15:45:24.56 ID:cF8UknzM0
双海さん達が出ていく時、廊下で誰かに声をかけていた。
すぐに入れ違いで入ってきたのは、菊地さんと萩原さん。
「千早、具合はどう?」
「心配されてばかりね、私」
「そりゃ心配するよ……夜中にいきなり倒れたって聞いたらさ……」
「千早ちゃん、お茶、飲む?」
「いただくわ、ありがとう」
菊地さんが椅子に腰かける横で、萩原さんが魔法瓶からお茶を注いでくれた。
「……」
菊地さんは俯いて何も話さない。
そういえば廊下で双海さん達と喋っていたけれど、何を話していたのだろう。
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