千早「賽は、投げられた」
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202:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 22:03:48.26 ID:cF8UknzM0

それからしばらく一人の時間が続いた。

その沈黙を破ったのは、営業途中だった三浦さんと秋月さん。


「千早、起きてる?」

「失礼するわね、千早ちゃん」


窓の外を眺めていた私を見て、三浦さんが呟く。


「お邪魔だったかしら?」

「いえ、そんなことは」

「よかったわ。これ、差し入れ」


手渡されたのは、ケーキ屋の箱。

中にはシュークリームが入っていた。


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