千早「賽は、投げられた」
1- 20
203:名無しNIPPER[saga]
2018/04/02(月) 22:04:27.42 ID:cF8UknzM0

「とーっても美味しいのよ」

「あ、食べるの辛かったら無理しないで。冷蔵庫に入れておくから」

「一つ、いただきます」


秋月さんの気遣いを制して、一つを口に運ぶ。

生クリームの上品な甘さが、舌の上で溶ける。


「さ、律子さんも」

「千早へのお見舞いの品でしょう、これ……」

「私は構わないわ。秋月さんもどうぞ」


甘いということしか分からない私が食べても、勿体ないだけだから。


「それじゃあ、一つ……え?」


口に運ぼうとして、秋月さんの手が止まった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
640Res/352.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice