69:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 01:45:59.22 ID:PoruoH2d0
「……とっ、とにかくっ! われわれはずっとかばんを心待ちにしていたのであります! 作るならさっさと作るのであります!」ぐいぐい
70:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 01:46:37.95 ID:PoruoH2d0
「…………」
71:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 01:47:03.82 ID:PoruoH2d0
「うぅ……かばんのカレー……」しょんぼり
72:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 01:47:41.29 ID:PoruoH2d0
サーバルちゃんを休ませ、ぼくたちはとしょかんの一階に戻った。
四方八方に色とりどりの本が並び、高くそびえ立ち、威圧するかのようにぼくを見下ろしている。
一つ一つの本の中に世界があって、知識があって、それを書いた人がいる。それは例えるなら、別世界への扉がたくさん置かれているようなものだ。
73:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 01:48:10.01 ID:PoruoH2d0
がしっ
74:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 01:48:36.45 ID:PoruoH2d0
どさっ
75:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 01:49:06.13 ID:PoruoH2d0
「ふう……」
76:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 01:49:39.70 ID:PoruoH2d0
「サーバルちゃんは、初対面のぼくにも優しくしてくれました。分からないことを教えてくれたり、励ましてくれたり……ずっと、支えられてきたんです。もし、サーバルちゃんがあの時ぼくに気づかなかったら、ぼくはとっくにセルリアンの餌食になっていたかもしれません」
77:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 01:50:12.23 ID:PoruoH2d0
「ふっふっふ……このとしょかんの中央に大きな木が生えているのはご存知ですね?」
78:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 01:51:27.51 ID:PoruoH2d0
物語の終盤、白雪姫は王妃の策略にまんまとはまり、毒リンゴを食べさせられて永遠の眠りについてしまう。そこへ王子が現れ、白雪姫は王子のキスによって目を覚まし、めでたく結婚する……と、ここで話は終わっていた。
79:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 01:51:55.08 ID:PoruoH2d0
「何を?」
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