79:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 01:51:55.08 ID:PoruoH2d0
「何を?」
「いや、ですから、これを……」
「なっ…………ないに決まってるじゃないですか、そんなの!」
変な誤解が広まっても困るので、ぼくは慌てて否定する。
なんで博士さんは、ぼく達が普段そういうことをしているかのように見ているのだろうか。サーバルちゃんに対して、そんなやましい考えを持つわけ————
持つわけ……
「……?」
(なんだろう、この感情……)
「……あれ? 助手はどこに行ったのですか?」
博士さんの言う通り、さっきまで向かいにいた助手さんが、いつの間にかいなくなっていた。
立ち上がって周囲を見回した瞬間、助手さんは息を切らして階段から駆け下りてきた。
「かばん、来るのです! サーバルが……!!」
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