42: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/25(月) 19:23:31.43 ID:AUPcYDZ90
豊音「猫」
言いながら、豊音が体を横にずらす。するとそこには一匹の猫がいた。
43: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/25(月) 19:24:29.79 ID:AUPcYDZ90
豊音「うりうり〜」
「グルル……グル、フニャ」
44: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/25(月) 19:25:29.73 ID:AUPcYDZ90
胡桃「首輪してないね。野良かな?」
豊音「どうだろう。それにしちゃ懐きすぎだよー、無防備すぎー」
45: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/25(月) 19:26:13.71 ID:AUPcYDZ90
短い蜜月だった……。
いや、私はほとんど撫でてないんだけど……。
46: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/25(月) 19:27:19.48 ID:AUPcYDZ90
白望「どこ行くの?」
胡桃「猫触ったから、手ぇ洗ってくる」
47: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/25(月) 19:28:30.27 ID:AUPcYDZ90
*
翌日、そのさらに翌日も、厳しい練習は続く。
48: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/25(月) 19:29:23.69 ID:AUPcYDZ90
胡桃「……」
あの二人は、よく一緒にトイレに行く。
女子同士が連れ立ってトイレに行くのは珍しいことではないけれど、あの二人は特によく、二人で一緒にトイレに行く。
49: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/25(月) 19:30:50.82 ID:AUPcYDZ90
豊音「だよねぇ」
胡桃「うん」
50: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/25(月) 19:33:05.05 ID:AUPcYDZ90
こういうとき、いつもなら塞もシロの尻を叩くはずなのだが、今日は違った。
塞「私は別にいいけど」
51: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/25(月) 19:34:31.46 ID:AUPcYDZ90
二人も同じように感じていて、部活一色の生活に切れ目をいれようと考えたのかもしれない。
もちろん、ただのシロのわがままという可能性も大いにあるけれど。
72Res/62.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20