白望「古参、新顔、ニューフェイス」
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49: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/25(月) 19:30:50.82 ID:AUPcYDZ90

豊音「だよねぇ」

胡桃「うん」

 少ししてシロと塞が戻り、練習が再開される。

 それから数時間、私たちはかわるがわる卓に着き、先生の指導を受け、やがて日が傾く時間になった。

トシ「それじゃ、今日はこの辺にしとこうかね」

 寄り道せずにまっすぐ帰ってゆっくり休みなさい。

 ここ数日お決まりになった練習終わりの言葉を聞いて、解散となった。

 部室を片付け、五人揃って帰途に着く。
 生徒玄関を出たところで、不意にシロが足を止めた。

 なんとなく私たち四人も立ち止まり、少し遅れたシロを振り返る。

白望「……お茶でもしてかない?」

 何を言い出すのかと思えば。

胡桃「寄り道禁止!」

白望「ん……わかってるけど。だるいんだもの、このまま直帰だなんて。どっかで一息ついてからじゃないと歩けない」

胡桃「もう、またそうやって。ちょっと我慢して、家で休みなよ」

白望「そのちょっとがだるい」

エイスリン「ガンバレ! マケルナ!」

豊音「なまけるなー」

 練習中から興奮が継続している豊音とエイちゃんから、テンション高めの叱咤激励が飛ぶ。



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