51: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/25(月) 19:34:31.46 ID:AUPcYDZ90
二人も同じように感じていて、部活一色の生活に切れ目をいれようと考えたのかもしれない。
もちろん、ただのシロのわがままという可能性も大いにあるけれど。
ここ最近の、塞とシロの新入部員への甘すぎな接し方からすれば、このくらいの気遣いはしてもおかしくはない。
塞「みんなも行くよね。学校の近くの店にするから、エイスリンと豊音も行こうよ」
当然とばかりに塞が訊く。
エイスリン「イキマス!」
当然とばかりにエイちゃんが応える。
当然とばかりに、ここは私も乗っておこう。
そう思って口を開こうとしたそのとき、豊音の意外な返答が、私の頭上から先行した。
豊音「私はやめとくよー」
胡桃「え」
豊音がこの手の誘いを断るとは考えにくかったから、思わず声が漏れた。
塞「あ、あれ? そう? もしかして疲れてる?」
豊音「うん、昨日ちょっと寝つきが悪かったから。今日は早く帰って休むよー。また今度誘ってねー?」
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