32: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 13:53:08.56 ID:B12wsVOd0
ということは、さっきのシロのあの様子は……。
廊下で会ったとき、壁に手をついて辛そうにしていたのは……。
33: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 13:54:07.32 ID:B12wsVOd0
エイスリン「?」
一人で納得して笑っていてもなんなので、どうにか笑いを噛み殺そうとするが上手くいかない。
34: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 13:55:12.96 ID:B12wsVOd0
くいくいと私の制服の袖を引いている。
その様子は、言外に「ひとりで笑ってないで、何が面白いのか教えて」と催促しているようで可愛らしい。
35: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 13:56:46.54 ID:B12wsVOd0
エイスリンの肩を軽く押す。
ふらりとよろめき、壁に背を預けるエイスリン。
36: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 13:57:29.15 ID:B12wsVOd0
私も壁ドンの体勢のまま、ちらりと背後のシロを見やる。
すると、ぐぬぬと少し悔しそうな顔をしたシロと目が合った。
37: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 13:58:15.30 ID:B12wsVOd0
エイスリンに両肩を掴まれ、くるりと体を入れ替えられる。
交代の意味を理解する。今度は私が壁を背に、エイスリンが手を壁に。
38: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 13:59:24.19 ID:B12wsVOd0
そのはずなのに、私は間近で見るエイスリンの濃いブルーの瞳に見入り、硬直していた。
少し前までは想像もしなかった異国の紺碧。
39: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 14:01:03.18 ID:B12wsVOd0
今日はここまで
次の話で終わりです
40:名無しNIPPER[sage]
2017/09/24(日) 15:02:24.70 ID:Eglhs6Lpo
最高
続き待ってます
41: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/25(月) 19:22:28.90 ID:AUPcYDZ90
胡桃「おおきな新顔とシロい猫」
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