159:名無しNIPPER
2017/08/09(水) 20:35:46.13 ID:hojLDG6p0
……妹は嫌がると思ったが、気がすまないらしく、大人しく船上で土下座をはじめた。
「ほらほら、もっとお尻上げて」
私と五月雨の前で妹が土下座してお尻を谷風に出している。流石に生尻ではないが、なんか見ているこっちが恥かしくなってきた。
160:名無しNIPPER
2017/08/09(水) 20:36:40.71 ID:hojLDG6p0
「あ、私も北上さんのこと叩いていい?」
「はぅ?? さ、五月雨ちゃん??」
五月雨は妹の横に立つと、にっこりと笑った。
161:名無しNIPPER
2017/08/09(水) 20:38:10.22 ID:hojLDG6p0
「わわっ、ごめんね! 北上さんのこと思いきり叩いちゃった!」
「ううっ、五月雨ちゃん、顔がマジだったよー」
「ありゃあ、まるで昨日の五月雨中尉のようだったなぁ」
162:名無しNIPPER
2017/08/09(水) 20:38:41.69 ID:hojLDG6p0
「――それで、お仕置きはなんなの〜?」
「うっ、それはすんごく恥かしくて言えないよ!」
「そなの? まぁ、谷風ちゃんにはそんな恥かしい目にあって欲しくないし、私は頑張るよ。
163:名無しNIPPER
2017/08/09(水) 20:40:44.10 ID:hojLDG6p0
***
昇進試験会場である佐伯泊地に到着すると、私は試験に参加する妹と谷風とは別れて、五月雨と一緒に行動した。
昇進試験と言っても一般人からすれば、一日に様々な艦娘を近くで見られる機会なので、佐伯泊地の海岸には見物客が多く来ていた。
164:名無しNIPPER
2017/08/09(水) 20:41:30.99 ID:hojLDG6p0
「わわわっ、司令、急にびっくりですよ〜! じゃあ次いきますよ! 次っ!」
五月雨が頬を赤くして、次の子をストローで指す。五月雨はやっぱりかわいいなぁ。
「ああ、あの子か……」
165:名無しNIPPER
2017/08/09(水) 20:43:11.64 ID:hojLDG6p0
「……そういえば、こんな事訊くのもあれなんだけど、五月雨ってSなのかい? それともMなのか?」
私の質問に五月雨は戸惑った表情をする。
「わ、私ですか? 司令がそんな事訊くなんて……。どっちに見えますか?」
166:名無しNIPPER
2017/08/09(水) 20:44:29.90 ID:hojLDG6p0
「どうした?」
「あっ、司令っ!」
直後、五月雨は立ち上がり、私の右手を思い切り引っ張って走り出した。
167:名無しNIPPER
2017/08/09(水) 21:53:28.87 ID:hojLDG6p0
「はぁ、はぁ……。とりあえず、ここで一旦休みましょう」
「いったいどうしたんだ。あの涼風は五月雨を姉さんと呼んでいたけど」
「それは嘘です! とにかく捕まってはいけませんよ!」
168:名無しNIPPER
2017/08/09(水) 21:54:16.34 ID:hojLDG6p0
「で、なんで見ただけで分かったのか?」
「目ですよ。病んでる目なんです。さっきは一発でやばいと分かるものでした」
「そうなのか……」
169:名無しNIPPER
2017/08/09(水) 21:54:58.29 ID:hojLDG6p0
「……申し訳なかった。ついつい私も興奮してしまって……」
「そうですか……。ちなみに何で会いたいと思ったのですか?」
「……」
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