【艦これ】「泊地を継ぐもの」
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149:名無しNIPPER
2017/08/09(水) 20:04:25.72 ID:hojLDG6p0
 なるほど。つまり、あの命令は兄弟姉妹で着任した人全員に出される命令だったのか。

 てっきり訳ありな命令だったから、ここに私と妹の二人を配属したことにも意味があるのだと思っていたが、そうでもないらしい。

「そうか……五月雨はいつごろから分かってたのか?」
以下略 AAS



150:名無しNIPPER
2017/08/09(水) 20:05:07.83 ID:hojLDG6p0
 それから五月雨は視線を下す。

「――司令は、ホントに私のこと、信頼してますか? 私のこと、信じてくれますか?」

「もちろんだよ。僕らは家族だから、五月雨の事は信じてるし信頼してる」
以下略 AAS



151:名無しNIPPER
2017/08/09(水) 20:06:17.65 ID:hojLDG6p0
「えへへ……お兄ちゃんって私も呼んでいいですか??」

「五月雨にそう呼ばれるのは恥ずかしいな……」

 そういうと、五月雨はぷくーと頬を膨らます。
以下略 AAS



152:名無しNIPPER
2017/08/09(水) 20:07:02.25 ID:hojLDG6p0
「約束ですっ! 私と司令も、兄妹と同じくらい信じて信頼してずっと味方でいる事を約束してくださいっ。私もずっと司令のこと信頼して味方でいますから!」

「ああ、約束だ。五月雨と僕はお互いに信頼し味方であることを……」

 その後は、流れで五月雨は私の寝室で寝ることになった。
以下略 AAS



153:名無しNIPPER
2017/08/09(水) 20:08:07.58 ID:hojLDG6p0
***

 翌朝、起きると既に五月雨は横におらず、食堂で朝食をつくっていた。私も一緒に手伝う。

 それから妹の北上も食堂に来て、いつも通りの朝食をとった。
以下略 AAS



154:名無しNIPPER
2017/08/09(水) 20:09:01.24 ID:hojLDG6p0
 こうして、私たちはクルーザータイプの小船に乗り込んだ。

 船に入ると、谷風や他の艦娘が六、七人ほどおり、司令官という立場の人間は私一人だった。やはり私は暇人司令官なのだろう。

「あー、谷風、おはよう。一緒の船だったんだな」
以下略 AAS



155:名無しNIPPER
2017/08/09(水) 20:10:00.40 ID:hojLDG6p0
「……あたしは嫌じゃないよ。ちゃんと司令は私を成長させてくれるし」

「セクハラも成長の源なの?」

「セクハラじゃない! あたしが成長するために必要な『教育』だよっ!」
以下略 AAS



156:名無しNIPPER
2017/08/09(水) 20:12:49.66 ID:hojLDG6p0
 急に話題が変わり、北上がため息を吐く。

「そんなの私には分からないよ。それと許されちゃうのがなんか関係あるの?」

 谷風は妹を睨む様に見つめながら、口を小さく開いた。
以下略 AAS



157:名無しNIPPER
2017/08/09(水) 20:14:28.95 ID:hojLDG6p0
「で、でも谷風ちゃんは嫌なんだよね……やめるって方法もあるのに、どうしてやめないのって……あっ、やめてっ!」

 妹のその言葉に谷風はぷつりと切れた。気付いたときには、妹の胸ぐらを掴んで持ち上げていた。

「おい、落ち着け、やめろ谷風!」
以下略 AAS



158:名無しNIPPER
2017/08/09(水) 20:17:00.84 ID:hojLDG6p0
「まぁ、世間一般に見たらブラックなんだろうけど、あたしゃ、司令官さまに救われたんだよ。
 少女院入って少しした時、ウチの司令官さまが来て、適合者かどうかの簡易検査をしたんだよ。
 そしたらさ、施設のなかであたしだけ陽炎型駆逐艦の適合者って反応したんよ。
 その時の司令官さまの言葉が今にも忘れられないね。『社会のド底辺から這い上がってみないか?』って。
 痺れたよ。で、試験受けたら駆逐艦谷風だったわけさ。なるほど船になる夢を見てきたわけだよ。
以下略 AAS



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