150:名無しNIPPER
2017/08/09(水) 20:05:07.83 ID:hojLDG6p0
それから五月雨は視線を下す。
「――司令は、ホントに私のこと、信頼してますか? 私のこと、信じてくれますか?」
「もちろんだよ。僕らは家族だから、五月雨の事は信じてるし信頼してる」
「ホントですか? それなら北上さんと同じ様に私のことも妹みたいに接して欲しいです」
五月雨は上目遣いに訴えてくる。
「ああ。僕からすれば五月雨も妹みたいなものだよ」
すると五月雨は私の胸をぽかと叩いた。
「それなら私のこと、抱きしめてくださいっ! なでなでしてくださいっ!」
こんなかわいい五月雨にそう懇願されたら、もう抱きしめて撫で撫でしてしまう!
私は五月雨を右手でぎゅっと抱きしめ返し、左手で五月雨のつやのある綺麗な髪を撫でた。
ああ、これが五月雨の温もりか。
五月雨の身体は華奢でやわらかく仄かな体温を手から感じた。
そして、撫でる髪はさらりと手に馴染み、顔を髪に近づけると、椿のような優しい香りがした。
恐らく、使っているシャンプーやトリートメントは一髪であろう。
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