124: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 23:51:00.64 ID:5UUNa7QZ0
ニュージェネでのレッスンの日だった。
着替えを終えて、私は更衣室を後にした。そんなときにみうみうと鉢合わせた。
125: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 23:52:49.16 ID:5UUNa7QZ0
そんな私たちを尻目に、つっちーが言った。
126: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 23:55:23.58 ID:5UUNa7QZ0
トレーナーさんは眉間にしわを寄せて、怪訝そうに室内を見渡してた。
127: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 23:57:08.76 ID:5UUNa7QZ0
自分でやった癖に。私は笑ってしまう。
128: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 23:59:16.86 ID:5UUNa7QZ0
うだるような暑い日だった。
今年最高の暑さだったという。
129: ◆saguDXyqCw
2017/06/19(月) 00:01:46.79 ID:0mGdZrJv0
今日もくみちーが料理を作ってくれるらしい。キッチンからはいい匂いが漂ってきていた。
130: ◆saguDXyqCw
2017/06/19(月) 00:03:38.62 ID:0mGdZrJv0
歯を磨いてから、くみちーの部屋に向かった。
ベッドは私とみうみう、床に引いた布団にはくみちー。
131: ◆saguDXyqCw
2017/06/19(月) 00:06:12.38 ID:0mGdZrJv0
132: ◆saguDXyqCw
2017/06/19(月) 00:08:04.51 ID:0mGdZrJv0
人の気配に私は顔を向けた。
見覚えのない中年の男性がこちらにやってきていた。
133: ◆saguDXyqCw
2017/06/19(月) 00:11:48.04 ID:0mGdZrJv0
「だが、装飾は装飾だ。あくまでその人を輝かせるための。その装飾品に拘って、舞踏会を欠席するなんてありえるかな?
彼女達はもう、立派な装飾品を持ってる。彼女達に似合った、ぴったしの。なのに彼女達はまだ装飾品を付けたいと言う。
それも、今の彼女たちには似合わない古ぼけた装飾品だ。
134: ◆saguDXyqCw
2017/06/19(月) 00:13:13.31 ID:0mGdZrJv0
「……きっと、大事な思い出なんです。周りからは古ぼけて見えても……見えてるからこそ、本当の輝きを見せてみたいと思うんです」
「他の装飾品は、大事じゃないっていうのか?」
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