127: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 23:57:08.76 ID:5UUNa7QZ0
自分でやった癖に。私は笑ってしまう。
「トレーナーさんも、ありがとうございます」
私はトレーナーさんに言った。
「別に、礼を言われる理由はない。ブッキングしたのは私の手違いなのだから」
憮然としていたトレーナーさんだったけど、表情が陰った。
「すまない。私にしてやれるのは、これ位だ」
やはり気にしていたのだ。サンノスのことを。
だから私は、もう一度伝えた。
「本当に、ありがとうございます」
ライブまで、三週間を切っていた。
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