八幡「異本・たとえばこんなバースデーソング」
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14: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:20:14.31 ID:/+LAMdvF0
   ×   ×   ×

「とりあえず、戸塚に電話してみるか」

「あーそれは小町がやるよ、お兄ちゃんは中二さんお願い」
以下略 AAS



15: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:22:20.49 ID:/+LAMdvF0
「はあああああちまあああああああああん!!!!!!!!」

 怒声と共に部室の扉が勢いよく開かれる。

 すると、原稿らしき十数枚の紙の束を持った材木座が息を切らしながら部室に入り込んで来た。
以下略 AAS



16: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:23:57.18 ID:/+LAMdvF0
「戸塚さんも参加したいってさ、良かったねお兄ちゃん」

 にっこりと笑顔を崩さぬまま、小町は戸塚の参加を表明してくれたのだった。

 そっか、戸塚も来るのか……良かった……。
以下略 AAS



17: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:26:18.01 ID:/+LAMdvF0
「じゃあ、そろそろ始めようか」

 クリップで止められた数枚の資料を一色が配る。

 そして一人一人の顔を見ながら、葉山は続けた。
以下略 AAS



18: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:28:38.37 ID:/+LAMdvF0
 当日の流れとしては、まず誕生日用に装飾を施した教室に料理を運び、そしてサプライズで由比ヶ浜を呼び、プレゼントを渡してからそのままパーティーという計画のようだ。

 それに合わせ、まず前日準備としてプレゼントの調達班と、当日の係として、会場の装飾班、ご馳走の調理班の他、由比ヶ浜をパーティーの時間まで連れ回す役が必要と言う事も書かれていた。

 その際、資料に一通り目を通した雪ノ下から「ご馳走の調理と言う事だけど、家庭科室の使用許可は取ってあるのかしら?」と質問を投げかけられる。
以下略 AAS



19: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:29:57.93 ID:/+LAMdvF0
「……とりあえず、比企谷と雪ノ下さんに、比企谷の妹さん……」

「あ、普通に小町でいいですよ、葉山先輩」

 言葉を詰まらせた葉山に微笑みながら小町が言う。
以下略 AAS



20: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:31:51.11 ID:/+LAMdvF0
「当日、いろはには俺と優美子の3人で結衣の相手をして欲しいと思ってるんだ」

「はーい、かしこまりましたっ」

 そして葉山は最後に残った生徒、相模に向けて問い掛ける。
以下略 AAS



21: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:33:40.73 ID:/+LAMdvF0
「会場装飾だけど、できれば男の子が欲しいなぁ。力仕事になりそうだし」

「じゃあ、戸部、大和、大岡と、戸塚に材木座くん、頼めるかな」

「隼人くんマジチョイス冴えてるわー、おっけぇー」
以下略 AAS



22: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:35:21.16 ID:/+LAMdvF0
「愚腐腐腐腐腐腐腐腐腐…………と、とべっちとザ、ザザ虫くんに……大岡くんと大和くん……あぁっ……最ッッ高……!!」

 海老名さんがとても不健全な眼差しで鼻血を垂らしながら男達を舐めるように見る。

 腐ってやがる。遅すぎたんだ……。
以下略 AAS



23: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:36:21.84 ID:/+LAMdvF0
 こうして係決めはまとまり、結果、以下の様な割り振りとなった。


 ・ご馳走調理班・
 比企谷八幡、雪ノ下雪乃、比企谷小町、相模南
以下略 AAS



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