八幡「異本・たとえばこんなバースデーソング」
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16: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:23:57.18 ID:/+LAMdvF0
「戸塚さんも参加したいってさ、良かったねお兄ちゃん」

 にっこりと笑顔を崩さぬまま、小町は戸塚の参加を表明してくれたのだった。

 そっか、戸塚も来るのか……良かった……。

   ×   ×   ×

 翌日、ホームルームが終わると同時に由比ヶ浜が俺に話し掛けて来る。


「ヒッキー昨日はごめんね、急に姫菜と優美子に誘われちゃって……」

「ああ、特に依頼も無かったし、大丈夫だ」

 申し訳なさそうに言う由比ヶ浜に俺は答える。


「それで、実は今日もなんだけど……」

「ん、ああ……分かった、雪ノ下には伝えとくから安心しろ」

「……うん、ありがと」

 そして放課後、生徒のいなくなった教室に昨日のメンバーが集結する。

 ホームルームからそのままF組に残った葉山の周りには戸部、大岡、大和、海老名さんが固まり。そのグループから少し離れた所に相模が適当な椅子に座っているのが見える。

 俺の席の周りには戸塚と、やや遅れて雪ノ下、小町、一色と材木座が到着する。

 由比ヶ浜はそのまま三浦に連れて行かれたので、これで全員が揃った事になるな。

 そしてメンバーの着席を確認すると、全体に向けて葉山が声を上げた。


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