1:名無しNIPPER[saga]
2017/06/06(火) 23:13:23.63 ID:ILpcLu2CO
過去ss:甘くてとろける百合バス、魔王♀「食べちゃうぞー」
梨子「曜ちゃん、怒らないで聞いてね」の続き
ようりこがただただめんどくさいだけの続編です
思いつきのまま進みます
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:名無しNIPPER[sage]
2017/06/06(火) 23:18:15.54 ID:P0p17EBio
期待支援
3:名無しNIPPER[saga]
2017/06/06(火) 23:34:05.17 ID:ILpcLu2CO
「よ、う、ちゃ、ん、が――」
私は、海水で重くなった砂に描いた文字を読み上げる。
と、やや大きな波が近づいてきたことに気付かず、
4:名無しNIPPER[sage]
2017/06/06(火) 23:39:17.12 ID:tDLA4Kjvo
きたか
5:名無しNIPPER[saga]
2017/06/06(火) 23:57:35.23 ID:ILpcLu2CO
タオルで軽く足を拭いて、曜ちゃんに返す。
「また、今度言うから」
「分かった」
6:名無しNIPPER[saga]
2017/06/07(水) 00:29:11.20 ID:+OmtyB7eO
「……うそ」
曜ちゃんがスマホを取り出して固まっている。
「どうしたの?」
7:名無しNIPPER[saga]
2017/06/07(水) 00:29:40.18 ID:+OmtyB7eO
ここまで。また明日。
8:名無しNIPPER
2017/06/07(水) 01:21:10.68 ID:RNtqpa5J0
期待
9:名無しNIPPER[saga]
2017/06/07(水) 23:47:52.92 ID:jTaqbxkrO
眠すぎるのでまた明日
10:名無しNIPPER[sage]
2017/06/07(水) 23:51:35.26 ID:PQK/inbQo
休むだけだよほんのちょっとね
眠すぎるならしかたない
11:名無しNIPPER[sage]
2017/06/08(木) 00:15:04.27 ID:uAfoYn6ho
物置から出てきた曜ちゃんの姿を見れば、何があったのかおおよそ察してしまってそうだけど、
デリケートなことだし、本人が言わないことを聞けないしね。本人もだけど、周囲も大変そう
12:名無しNIPPER[saga]
2017/06/08(木) 12:00:46.16 ID:l5/QKUUT0
善子ちゃんらと別れ、妖怪のような音を立てて私は曜ちゃんの隣を歩いていた。
「なんかさ、おもらししたみたい」
と、曜ちゃん。
13:名無しNIPPER[saga]
2017/06/08(木) 12:38:23.10 ID:l5/QKUUT0
玄関でちょっと待たされて、足元にタオルを敷かれた。
「はい、ここに上がって。靴下脱いで」
「ごめんね、ありがとう」
14:名無しNIPPER[saga]
2017/06/08(木) 13:10:19.43 ID:l5/QKUUT0
曜ちゃんのお母さんにお風呂に入るよう勧められ、曜ちゃんのTシャツとジーンズを貸してもらった。
洗面所の前で髪を一つにまとめていると、なぜかそっとこちらを覗いていたおばさんが、
「いいわね。髪の長い子って。女の子って感じで」
15:名無しNIPPER[saga]
2017/06/08(木) 13:26:36.66 ID:l5/QKUUT0
「お、梨子ちゃんってそういう格好もいいね」
「そうでもあるかな」
曜ちゃんに褒められると、余計に嬉しい。
16:名無しNIPPER[saga]
2017/06/08(木) 14:17:43.33 ID:l5/QKUUT0
身を守るように、自分の体を抱きしめる。
「ち、違います」
「変態でもさ、梨子ちゃんみたいな美人はね、許されちゃうんだよ。ずるいよねえ。私もし男の子だったら、変態でも梨子ちゃんに告白してたね」
17:名無しNIPPER[saga]
2017/06/08(木) 14:38:07.53 ID:l5/QKUUT0
お醤油の煮だった匂いがした。
「ねえ、梨子ちゃんは、お夕飯食べて行くの?」
キッチンからおばさんが言った。
18:名無しNIPPER[saga]
2017/06/08(木) 14:56:55.97 ID:l5/QKUUT0
私も家に連絡した。
夕飯ができるまで、曜ちゃんの部屋でアルバムを見させてもらうことになった。
「これが、小学生の時だねえ」
19:名無しNIPPER[saga]
2017/06/08(木) 15:20:07.34 ID:l5/QKUUT0
一通り見終わった頃に、夕飯も出来上がって、準備を手伝った。
曜ちゃんに用意されていたのはハンバーグで、明らかに嬉しそうな顔は写真に納めてもいいくらいだった。
お刺身も美味しくて、頬が落ちそうになるくらい。
そこには、普通の食卓が広がっていた。
20:名無しNIPPER[saga]
2017/06/08(木) 15:58:05.25 ID:l5/QKUUT0
「泊まっていきなよ」
と、曜ちゃんが提案した頃には、最後のバスがぎりぎり間に合うくらいの時刻だった。
時計を見て、私は首を振った。
21:名無しNIPPER[saga]
2017/06/08(木) 15:58:36.40 ID:l5/QKUUT0
ここまで。
続きは夜か、また明日。
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