15:名無しNIPPER[saga]
2017/06/08(木) 13:26:36.66 ID:l5/QKUUT0
「お、梨子ちゃんってそういう格好もいいね」
「そうでもあるかな」
曜ちゃんに褒められると、余計に嬉しい。
つい、鼻が高くなる。
「服ね、今、洗ってるから」
と、親指で洗濯機を指す。
自分の服を洗ってもらうのは、ちょっと気恥ずかしい。
「それまで、くつろいでって」
「うん」
リビングのソファーに二人で腰掛ける。
おばさんが紅茶を淹れてくれて、頂きものらしいクッキーを並べてくれた。
夕方のニュースを時代劇に切り替えて、紅茶をすすった。
「梨子ちゃんから、家のシャンプーの匂いがする」
曜ちゃんが私の髪に鼻を近づける。
「それは、そうでしょうね」
近い、近い。
「いい匂い」
「それは、つまり、曜ちゃんもいい匂いってことね?」
「ん? ああ、確かに」
「でも、曜ちゃんの匂い私好きよ」
「私の匂いって、汗臭いと思うんだけど」
「全然、曜ちゃん汗の匂いしないし……というか、お花みたいな匂いだし……うん」
曜ちゃんが訝しげにこちらを見やる。
「梨子ちゃん、変態?」
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