353:名無しNIPPER
2017/05/23(火) 12:22:05.12 ID:JcVHvI7Q0
(そっかぁ...東條さん死んじまったんだな)
心の中でキチガイ一歩手前とか何考えているのか分からない奴と酷評し、
ウマが合わなかった相手ではあったものの、その最後は英雄の覚悟を説く
354:名無しNIPPER
2017/05/23(火) 12:22:42.73 ID:JcVHvI7Q0
「あの時、私は東條君に命を救われました」
「おそらく私一人では浅倉威に返り討ちに会った筈です」
「悔やんでも、悔やみきれません」
355:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:23:11.79 ID:JcVHvI7Q0
「香川先生。僕からも良いですか?」
「これは私的な疑問だし、突拍子もない質問かも知れないけど」
「先生はこれから先、人として戦うのか、それとも英雄として戦うのか」
356:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:23:44.10 ID:JcVHvI7Q0
「だから、私は人間としてライダーバトルに参加します」
「東條君がそうしたように、私も命を賭けて君達を護ります」
「英雄としてではなく、一人の人間として」
357:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:24:16.86 ID:JcVHvI7Q0
〜〜〜
「おい恵里!しっかりしろ!恵里!」
「残念ですが...もう、小川さんは...」
358:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:24:42.93 ID:JcVHvI7Q0
「あっ!優衣ちゃ...」
蓮のことが心配になってその後をつけてきた城戸真司と手塚海之は
涙で顔をグシャグシャにした優衣を見て、蓮の恋人が死んでしまった事を
359:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:25:11.29 ID:JcVHvI7Q0
〜〜〜
「ここは、小学校?」
ライドシューターから戦いの場所に降り立ったライアが目にしたのは
360:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:25:43.35 ID:JcVHvI7Q0
第二十三話 エンド・オブ・ワールド
神崎士郎から送られた今回のバトルフィールドの情報を瞬時に理解した
ゾルダは迷う事なく校舎側へと猛然と駆け出していった。
361:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:26:12.41 ID:JcVHvI7Q0
(よし、かかった!)
ライアにはガードベントがない。
故に、多方向からの攻撃を防ぐには自らの契約獣を呼び出して上空へと
362:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:26:42.95 ID:JcVHvI7Q0
〜〜
エビルダイバーがライアの安全を確認し、その姿を消したと同時に
ライアは膝を床につけて荒い息を吐き出した。
363:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:27:09.60 ID:JcVHvI7Q0
〜廃校舎 一階〜
ライアが着実に自分の戦いやすいフィールドを作り上げる中、ゾルダは
一階にある図工室と家庭科室と職員室を忙しく往復し続けていた。
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