238: ◆/D3JAdPz6s[sage saga]
2017/09/11(月) 23:51:53.62 ID:rkTzmv0FO
硬い床の上に立っているのに、足元は妙にふわふわしている。
239: ◆/D3JAdPz6s[sage saga]
2017/09/11(月) 23:57:26.27 ID:rkTzmv0FO
まだ少しぼやけた誰かの声を聞きながら、ダゲキはまだ立ち竦んでいる。
五感が戻ってもなお身体はうまく動かない。
240: ◆/D3JAdPz6s[sage saga]
2017/09/12(火) 00:01:17.85 ID:LI7cZ/eGO
アロエ「……今頃、大慌てであの布っきれを被ってるところなんじゃない？」
アロエ「あれ、前にいたところから持ってきたのかな」
241: ◆/D3JAdPz6s[sage saga]
2017/09/12(火) 00:06:52.19 ID:LI7cZ/eGO
ヨノワールは、遅れて戻ったダゲキを静かに観察していた。
242: ◆/D3JAdPz6s[sage saga]
2017/09/12(火) 00:09:46.26 ID:LI7cZ/eGO
ヨノワール（……わたしは……）
ヨノワール（わたしは……“よかった” と、おもった？）
243: ◆/D3JAdPz6s[sage saga]
2017/09/12(火) 00:16:02.56 ID:LI7cZ/eGO
アロエ「遅くなっちゃってごめんねー」
アロエ「心配させちゃったかな」
244: ◆/D3JAdPz6s[sage saga]
2017/09/12(火) 00:18:28.54 ID:LI7cZ/eGO
アロエ「……ああ、ええと、あの子から伝えてもらうんでもいいから」
そう言いながら、アロエはミュウツーを指し示した。
245: ◆/D3JAdPz6s[sage saga]
2017/09/12(火) 00:20:25.40 ID:LI7cZ/eGO
ダゲキが改めてヨノワールを見た。
ダゲキ（ごめんね）
246: ◆/D3JAdPz6s[sage saga]
2017/09/12(火) 00:22:13.84 ID:LI7cZ/eGO
ジュプトル（おーいー、まね すんなよ）
ダゲキ（まね かな）
247: ◆/D3JAdPz6s[sage saga]
2017/09/12(火) 00:24:11.04 ID:LI7cZ/eGO
ダゲキが近くにあった本を手に取り、開いた。
眠そうなジュプトルが横からやる気なく覗き込む。
248: ◆/D3JAdPz6s[sage saga]
2017/09/12(火) 00:29:25.95 ID:LI7cZ/eGO
アロエは小さな声で笑った。
アロエ「キミだって」
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