ミュウツー『……これは、逆襲だ』 第三幕
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244: ◆/D3JAdPz6s[sage saga]
2017/09/12(火) 00:18:28.54 ID:LI7cZ/eGO

アロエ「……ああ、ええと、あの子から伝えてもらうんでもいいから」


そう言いながら、アロエはミュウツーを指し示した。

駄目押しと言わんばかりにダゲキの頭を撫でる。

そして彼女は、悠々と自身の机に戻っていった。


ミュウツー『……少しだけ話は聞いているが、本当にもう大丈夫なのか』


ダゲキは元々いた場所に腰を下ろした。

撫でられた頭をさすり、アロエの方をおっかなびっくり見上げている。


ダゲキ(……うん)


ダゲキは眩しそうにミュウツーを振り向く。

決まり悪そうに肩を竦めた。


ダゲキ(もう だいじょうぶ)

ミュウツー『……そうか』

ヨノワール(む、むり しないで ください)


ヨノワールが頭の中で声を発すると、ダゲキは少し驚いてこちらを見た。

そして何かに気づいたらしく、ミュウツーに視線を送る。

ミュウツーは本のページを捲るふりをしながら頷いた。


ミュウツー『疲れるから、中継は今しかやらないぞ』

ダゲキ(……うん、わかった)

ダゲキ(むり、してないよ)

ジュプトル(だいじょうぶ?)

ダゲキ(だいじょうぶ だってば)

ジュプトル(うへ、しゃべらないの らくちん)

ミュウツー『怠けさせるためにやってるわけじゃない』

ジュプトル(へへへ……)


大きなあくびをしながら、ジュプトルは言う。

きのみに手を伸ばそうとしているが、手元がおぼつかない。

床をごろごろ転がって眠そうにしている。


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